アプリ設定に関するガイドラインを登録する
アプリ設定レビューAIがアプリの設定内容をレビューするために必要な、アプリ設定に関するルールや観点を含んだガイドラインを登録します。
ガイドラインを登録できるのは、kintoneシステム管理者です。[アプリ設定レビュー]画面で、次の項目を設定します。
レビュー時に参照される情報
アプリ設定レビューAIは、ガイドラインの内容を加味してアプリの設定内容をレビューします。
レビュー時には、次の項目の設定情報が参照されます。
- [アプリ名]
- [アプリID]
- [アプリ管理者用メモ]
- [アプリの説明]
- フォームの設定の次の項目
- [フィールド名]
- [フィールドコード]
- [ルックアップ]フィールドの[関連付けるアプリ]の次の項目
- [アプリ名]
- [アプリID]
- [アプリコード]
- [アプリのアクセス権]
- [レコードの条件通知]の次の項目
- [通知先]
- [通知内容]
アプリ設定に関するルールや観点の設定
[アプリ設定に関するルールや観点]には、アプリを設定する際に守ってほしいルールや、より使いやすいアプリにするための観点を設定します。
最大で、65,535バイトまで入力できます。半角文字と全角文字で上限に達する文字数は異なります。全角文字の場合は、約2万文字が上限の目安です。
設定例
[アプリ設定に関するルールや観点]に入力するルールや観点の例を紹介します。
重要なルールの例
- アプリ名について:
アプリ名の冒頭には、部署名を含めるようにしてください。 - アクセス権の設定:
アプリ内の情報を全員が閲覧できる状態にしないでください。 - 登録する情報の確認:
個人情報(氏名やメールアドレス)をアプリに登録しないでください。
アプリをより使いやすくする例
- アプリ利用用途の明示:
目的を明確にしてユーザーもアプリを管理する人も使いやすいアプリにするために、「何のために使うアプリなのか」や「誰が主に使うアプリなのか」について、アプリ管理者用メモやアプリの説明欄に明記するようにしてください。 - フィールド名のわかりやすさ:
入力ミスや誤解を減らすために、略語を避けてユーザーが容易に理解できるような名前を付けてください。 - 通知内容の工夫:
通知を受け取ったユーザーが次の行動を取りやすくなるように、どうして通知が送信されたのかがわかるような通知内容を設定してください。
AIレビューのトーンや形式の設定
[AIレビューのトーンや形式]には、アプリ設定レビューAIが、レビュー結果をアプリ管理者にどのように伝えるかについて、トーンや形式を設定します。
最大で、65,535バイトまで入力できます。半角文字と全角文字で上限に達する文字数は異なります。全角文字の場合は、約2万文字が上限の目安です。
設定例
[AIレビューのトーンや形式]に入力するトーンや形式の例を紹介します。
トーンの設定例
- 親しみやすいトーンにする場合:
ITに詳しくない人でも理解できるように、端的でやさしい表現を使ってください。絵文字を適宜使い、柔らかい印象にまとめてください。 - 肯定的なトーンにする場合:
レビュー結果と合わせて「ここはうまくできています」や「この改善でさらに良くなります」といった励ます表現を入れてください。アプリ管理者が安心して設定を試行錯誤できるように意識してください。
形式の設定例
- 総評と箇条書きで伝える場合:
レビューの最初に全体の総評を1行程度で書き、そのあとに箇条書きで指摘事項を列挙してください。 - 重要度を絞って伝える場合:
指摘内容が複数ある場合は、重要な2つに絞って表示してください。 - 優先度を明示する場合:
より重要なルールとして設定したものに関して優先的にレビューを行ってください。
手順
-
kintoneの画面上部にある[設定]アイコン(歯車の形)をクリックし、[kintoneシステム管理]をクリックします。
-
[kintoneシステム管理]画面で、[アプリ設定レビュー]をクリックします。
-
[アプリ設定レビュー]画面で、[アプリ設定に関するルールや観点]にガイドラインを入力します。
-
必要に応じて、[AIレビューのトーンや形式]にレビュー結果の表現方法を入力します。
-
画面右下にある[保存]をクリックします。