回答生成の仕組みと利用されるデータソース

記事番号:040880

検索AIによる回答生成の仕組みと、利用されるデータソースについて説明します。

回答生成の仕組み

検索AIが回答を生成する仕組みは、次のとおりです。

(1) ユーザーが、検索AIに質問や指示を送信する
(2) 検索AIが、送信された質問内容から検索キーワードを生成する
(3) 検索AIが、データソースに指定したアプリ内から検索キーワードを検索する
(4) 検索AIが、関連度の高い上位5件までのレコードをもとに回答を生成する

利用されるデータソース

検索AIが利用するデータソースは、[検索AI設定]画面の[回答生成に使用するデータソース]で設定します。
ただし、回答生成の仕組み(3)と(4)で利用されるフィールドは異なります。

検索対象となるフィールド

回答生成の仕組み(3)で、検索AIが、データソースに指定したアプリ内から検索キーワードを検索するときには、データソースに指定したフィールドのうち、次のフィールドが検索対象となります。

  • [文字列(1行)]
  • [文字列(複数行)]
  • [リッチエディター]
  • [リンク]
  • [ルックアップ]
    [コピー元のフィールド]に指定したフィールドが[文字列(1行)]または[リンク]の場合です。
  • [添付ファイル]

回答生成に利用されるフィールド

回答生成の仕組み(4)で、検索AIが、関連度の高い上位5件までのレコードをもとに回答を生成するときには、データソースに指定したフィールドが利用されます。
ただし、[カテゴリー]や、[テーブル]内または[グループ]内のフィールドなどは、回答生成時に参照されない場合があります。