Garoon スケジュール連携を設定する

記事番号:0406

「Garoon スケジュール連携」は、kintoneをクラウド版Garoonのスケジュール機能と連携するための無料のプラグインです。
連携すると、kintoneのアプリで管理する顧客情報などのデータを、Garoonのスケジュール機能で管理する予定と紐付けられます。
Garoon 製品サイト スクリーンショット:Garoonに登録した予定とkintoneの顧客管理のアプリを紐付けるイメージ
Garoonの予定登録画面には、連携したkintoneのアプリからデータを取得するための項目が追加されます。
アプリからデータを取得するレコードを選択して、予定を登録することで、予定がレコードと紐付きます。 スクリーンショット:Garoonの予定登録画面に表示されるkintoneの項目を追加するボタン

アプリのレコードに紐づけて登録した予定は、レコードに一覧で表示されます。
顧客への往訪履歴などに利用できます。 スクリーンショット:Garoonの予定が表示されているkintoneのレコード画面

連携を設定する

kintoneをGaroonのスケジュール機能と連携するために必要な設定を行います。 設定は、次の流れで行います。

STEP1:フォームを設定する
STEP2:Garoon スケジュール連携プラグインを追加する
STEP3:プラグインを設定する
STEP4:アプリのIDを確認する
STEP5:クラウド版Garoonの設定を行う

STEP1:フォームを設定する

アプリのフォームの設定で、予定を表示する場所に、「スペース」フィールドを配置します。
配置後、フィールドの設定で任意の「要素ID」を指定します。
ほかのフィールドの配置は任意です。 スクリーンショット:アプリのフォーム設定画面で、「スペース」フィールドを配置している図 スクリーンショット:「スペース」フィールドの設定画面の要素ID欄

「要素ID」を入力したら、[保存]をクリックします。
その後、[アプリを更新]をクリックし、確認ダイアログで[アプリを更新]をクリックします。

STEP2:Garoon スケジュール連携プラグインを追加する

kintoneシステム管理の「プラグイン」を開いて、「Garoon スケジュール連携プラグイン」の「インストール」をクリックします。
そのあと、アプリに「Garoon スケジュール連携」プラグインを追加します。アプリにプラグインを追加する方法は「プラグインを追加/削除する(アプリの設定)」を参照してください。

STEP3:プラグインを設定する

STEP2で追加したプラグインに、必要な設定を行います。

  1. 「レコードの一覧」画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。
    スクリーンショット:[アプリを設定]アイコンが枠線で強調されている

  2. 「アプリの設定」画面で、[設定]タブの「カスタマイズ/サービス連携」にある[プラグイン]をクリックします。

  3. 「プラグイン」画面で、「Garoon スケジュール連携」の「プラグインの設定」アイコンをクリックします。 スクリーンショット:プラグイン画面のGaroonスケジュール連携の設定アイコン

  4. 各項目を指定して、[保存]をクリックします。

    • Garoonの予定を表示するスペースフィールド:
      STEP1でフォームに配置した「スペース」フィールド(予定を表示するフィールド)の「要素ID」を選択します。
    • 予定の表示順:
      予定の表示順を、「昇順」または「降順」から選択します。予定の開始日時を基準に、指定した順で予定が表示されます。
    • 一度に表示する予定の最大件数:
      フォームに一度に表示する予定の最大件数を選択します。
    • 予定の登録ボタン:
      Garoonに予定を登録するためのボタンを表示するかどうかを選択します。 スクリーンショット:プラグインの設定画面
  5. 「アプリの設定」画面に戻り、[アプリを更新]をクリックします。

  6. 確認ダイアログで[アプリを更新]をクリックします。

STEP4:アプリのIDを確認する

アプリのレコード一覧画面を開いて、表示されるURLからアプリのIDを確認します。このIDは、Garoonの設定で使用します。
https://(サブドメイン名).cybozu.com/k/(アプリのID)/ スクリーンショット:アプリのレコード一覧画面のアドレスバー

STEP5:クラウド版Garoonの設定を行う

続けて、Garoonの設定を行います。

  1. Garoonにアクセスし、画面右上の歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックして[Garoon システム管理]を選択します。 スクリーンショット:Garoon画面上の歯車マークをクリックすると[Garoonシステム管理]が表示される図

  2. 「各アプリケーションの管理」タブにある「スケジュール」をクリックし、「kintone 連携」をクリックします。 スクリーンショット:Garoonのシステム管理画面

  3. 「kintone 連携」画面で、[連携項目を追加する]をクリックします。 スクリーンショット:[連携項目を追加する]ボタン

  4. 「連携項目の追加」画面で、「標準」の「項目名」を入力します。 スクリーンショット:「連携項目の追加」画面 ここで設定した項目名が、予定の項目に表示されます。

  5. 「関連付ける予定メニュー」を設定します。

    • 「すべての予定で使用する」を選択すると、「予定の詳細」画面や「予定の変更」画面などに、常に連携項目が表示されます。 スクリーンショット:「関連付ける予定メニュー」の「すべての予定で使用する」のチェックボックスにチェックを入れた状態
    • 特定の予定メニューをユーザーが選択した場合のみ、「予定の詳細」画面や「予定の変更」画面などに連携項目を表示できます。「すべての予定で使用する」のチェックを外し、「予定メニューを追加する」をクリックすると、予定メニューを選ぶことができます。予定メニューは複数追加できます。 スクリーンショット:「関連付ける予定メニュー」の「すべての予定で使用する」のチェックボックスのチェックを外した状態
  6. 「kintoneアプリ」で、STEP4で確認した「アプリID」を入力します。

  7. 「フィールドコード」の「フィールドコードを追加する」をクリックし、Garoonの予定に表示したいアプリのフィールドを選択して[追加する]をクリックします。 スクリーンショット:[フィールドコードを追加する]ボタン

  8. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。