パスワードの制限

パスワードに使用できる文字や、パスワードの有効期間などを設定します。
パスワード設定時に脆弱なパスワードが登録されにくいように、パスワードポリシーを設定することをおすすめします。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [ユーザー]をクリックします。

  5. [パスワードの制限]をクリックします。

  6. 「パスワードの制限」画面で、必要な項目を設定します。

    「パスワードの制限」画面

    パスワードの制限

    次の項目を設定します。

    項目 説明
    個人設定でのパスワード変更 ユーザーにパスワードの変更を許可するかどうかを設定します。
    空パスワードでのログイン パスワードが未入力でもログインを許可するかどうかを設定します。
    パスワードの長さ パスワードの最少文字数を指定します。
    パスワードの上限は64文字です。
    パスワードの有効期限 次のどちらかを設定します。
    • 無期限:
      同じパスワードを無期限で使用できます。
    • 1~999日:
      整数で指定します。有効期間を指定すると、期間の終了後にパスワードの変更が必要になります。
    有効期限の通知 有効期限をユーザーに通知しない、または有効期限の何日前から通知するかを設定します。
    次のどちらかを設定します。
    • 通知しない
    • 1~999日前から通知する:
      整数で指定します。
    入力文字の制限 入力文字の制限を設定して、悪意のある第三者が推察し難いパスワードを設定できるようにします。
    設定できる項目は、次のとおりです。
    • 半角文字を含める
      • 半角文字に、大文字と小文字を混在させる
        「半角英字を含める」を選択した場合に表示される項目です。
    • アラビア数字を含める
    • 特殊文字を含める
      使用できる特殊文字は次のとおりです。
      ` ~ ! @ # $ % ^ & * ( ) _ + - = { } | [ ] \ : " ; ' < > ? , . /
    • ログイン名/名前を含めない

  7. 設定内容を確認し、[設定する]をクリックします。

有効期限が切れると

パスワードの有効期限を設定すると、有効期限が切れた場合、ログイン画面にパスワードの変更を促すメッセージが表示されます。[変更する]をクリックし、パスワードを変更します。

  • 画面例 パスワードの有効期限が切れた画像
有効期限が近づくと

有効期限の通知を設定にすると、パスワードの有効期限が近づいた場合、画面にパスワードの変更を促すメッセージが表示されます。
[変更する]をクリックし、パスワードを変更します。
後日パスワードを変更する場合は、[あとで変更する]をクリックします。

  • 画面例 パスワードの有効期限が通知されている画像
パスワード文字列の制限事項

HTMLポートレットやPHPポートレットでは、次のキーワードを使用できます。

  • %Password%
  • %Name%
  • %Account%
  • %Mail%
  • %session_password%
  • %Tel%
  • %URL%

そのため、パスワードに使用できる特殊文字のうち、次の半角記号を使用すると、HTMLポートレットやPHPポートレットに問題が発生する場合があります。

  • 「'」(シングルクォーテーション)
  • 「"」(ダブルクォーテーション)
  • 「$」(ドルマーク)
  • 「\」(円マーク、バックスラッシュ)
  • 「<」(不等号(小なり))
  • 「>」(不等号(大なり))
  • 「|」(パイプ)