アーカイブの設定

Garoonは、定期的(週単位)に、設定ファイル(common.ini)で設定しているログの保存期間より前のログが、データベースに保存されているかをチェックし、古いログがあれば、ログをアーカイブします。
アーカイブについての詳細は、アーカイブの仕様を参照してください。
ここでは、アーカイブ処理に関する設定を変更する方法を説明します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [ロギング]をクリックします。

  5. [アーカイブの設定]をクリックします。

  6. 「アーカイブの設定」画面で、必要な項目を設定します。

    設定項目は、次のとおりです。

    • アーカイブの保存期間:
      アーカイブしたファイルを保存する期間を指定します。初期値は「3年」です。
    • ファイル形式:
      アーカイブのファイル形式を選択します。選択できるファイル形式は、次のとおりです。初期値は「XLSX」で す。
      • XLSX
      • CSV(UTF-8)
      • CSV(シフトJIS)
    • アーカイブの作成日時:
      アーカイブ処理は週単位で実行されます。アーカイブ処理を実行する曜日と時刻を指定します。
    アーカイブの設定画面の画像

  7. 設定内容を確認し、[設定する]をクリックします。

1つのアーカイブに保存するログの最大量を変更する

初期設定では、1つのファイルに保存されるログの最大量は10万行です。
保存するログの最大量を変更する場合は、common.ini(設定ファイル)の値を変更します。

操作手順:
  1. GaroonがインストールされているサーバーのWebサーバーを停止します。

  2. common.iniファイルを開きます。

    標準のインストール先ディレクトリーにGaroonをインストールした場合は、次のディレクトリーにcommon.iniファイルが保存されます。

    • Windows環境:C:\Inetpub\scripts\cbgrn
    • Linux環境:/var/www/cgi-bin/cbgrn

  3. [Logging]セクションの「rotation」に、1つのアーカイブに保存できるログの最大量を指定します。

    ログの最大量を50万行に変更する場合の例:

    • 変更前
    [Logging]
    rotation = "100000"
    retention_period = "90"
    • 変更後
    [Logging]
    rotation = "500000"
    retention_period = "90"

  4. common.iniファイルを保存します。

    複数のサーバーでGaroonを運用している場合は、すべてのサーバーで手順2から手順4を実行します。

  5. GaroonがインストールされているサーバーのWebサーバーを起動します。